京都大学艦これ同好会 会員の雑記ブログ

京都大学艦これ同好会は、艦これを通じてオタクとの交流を深める緩いコミュニティです。普段はラーメンを食べています。

プラモデルは第一歩のハードルが高い、それはそう。

どうも、森の住民おいすたーです。
タイトルからもお察しの通り私は個人的な趣味としてプラモデルを作成しているわけです。ある程度の時間が取れた日、提督業が一段落した日などに細々と船を作成し、写真を撮ったり完成品を眺めて悦に入ったり(笑)しています。興味のある方は是非ツイッターで『#京艦同プラモデル部』で検索してみてください。一部ではありますがプラモデルの完成写真等々を掲載しています。まだまだ稚拙ではありますが、私が作った艦船他を見て、へーすごいとかそんな感じに思っていただければ幸いです。欲を言えばプラモデルがさらに浸透してほしいところですけど。

というわけでここから本題ですがそうですね、まあ船にまつわる団体のブログですから。ここでは艦船のプラモデルについてかる~くお話できればと思っています。

さて、一口にプラモデルと言ってもいくつか種類が存在するわけで。区分の例を挙げるならスケールやら形状やら着色、接着方法といったところでしょうか。

スケールについてはお分かりでしょう。実物をどの割合で縮小したのかを指す数値です。一般的な艦船のプラモデルでは1/350、1/700辺りのスケールが用いられています(1/600とかノースケールもありますがここでは割愛)。とはいってもサイズと重厚感か、手軽さと種類か。変わるのってその程度です。好みと予算と部屋のキャパで選びましょう。まあどのスケールを選んでも結局折れたり無くしたり、そんな事故は度々生じてしまうんですが。私はもう慣れましたけどね。当然ですが十分気を付ければそのような事故も防げます。万が一パーツが破損しても意外と接着剤で何とかなったりしますからね。

続いて形状。船のプラモデルには大きく分けてフルハルモデルと洋上モデルの2つが存在します。『フルハルモデル』はFull(全体の)-hull(船体)という言葉が示すとおり、喫水線以下を含めた船体の全てをプラモデルとして再現したものですね。反対に喫水線より上の構造を再現したものが洋上モデルです。ウォーターライン、シーウェイモデルみたいな呼び方もあるのですが、まあここでは洋上モデルで統一しましょう。
世間一般では洋上モデルが主流だと思われます。飾るのには洋上モデルで十分ですからね。写真なんかでよく見る船の姿をしているわけですし、底が平面で並べやすいです。おまけに船の喫水線以下というのはどれも同じような構造をしているわけですから、わざわざそこを作ってもかわり映えはしません。それなら洋上モデルで十分だと。ジオラマを作ったりするなら洋上がベストです。迫力やら展示が目的ならフルハルの方が良いと思われます。ちなみに私はフルハル推しです。

続いて着色です。目が疲れるし手間もかかる、当然手も汚れる。あ、言い忘れてましたけど私は全部手で塗ってるんですよ。こう細かいところまでちまちまと。その分時間はかかるんですけどね。けどあのムラ感は手塗りじゃないと出せません。塗るのが面倒な人にはほら、最近では着色が不要のキットもありますよね。あれって組み立てるだけでかなりの造形のものが出来上がるんですよ(作ったことはないけど)。手も汚れない、色々と道具を用意しなくてもいい。塗料をこぼしたり余らせることもない。プラモデル製作の第一歩は彩色不要のものをお勧めします。あるいは単色で塗っちゃうのもそれはそれで良いかもしれません。

うーん分量の加減が分からないですね、皆さんまだ読んでくださっているでしょうか。

最後に接着です。ここも難関ではありますが説明書をじっくり読めば大丈夫です。落ち着いて丁寧にやればなんとかなります。中にはスナップキットと呼ばれる接着剤不要のモデルもあります。接着剤やらなにやら買いそろえるのが面倒な方はそちらから試してみるのもいいと思います。

さて、一応ここまでは私の普段の組み立て手順に沿うよう書き進めてきました(切り離しやらバリ取りやらは省略)。こだわる方はマスキングやら痕消しやらウェザリングやらするんでしょうけど、私はそこまではやってないです。まあこだわる範囲は人それぞれなんで。興味を持った人はいろいろ検索してみてください。

ここまでつらつらと書いてきましたが、いかがだったでしょうか。プラモデルは複雑なような印象もありますが、全てがそうというわけではありません。初心者の方でも十分に楽しめるコンテンツだと思っています。それにほら、誰でも最初は初心者ですからね。あまり長すぎるのもあれ何でこの辺りで終わらせていただきます。この文章をきっかけに、少しでもプラモデルに興味を持っていただければ幸いです。ありがとうございました。(おいすたー @lanchos_i)