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こんばんは。京艦同五期のみるくです。みるく (@clamch_owder) | Twitter
先日(といっても数ヶ月前ですが)予算10万弱で自作PCを組んだのでその時のことを書きます。
ただし、あまりスペックに面白みもないうえにこの記事を描いているとき(2021.03.18現在)だと再来したマイニングブームでグラボが高騰していたりRyzenが幅を利かせてインテルCPUが値下がりしていたりでだいぶ状況も変わっているので選択したパーツよりもパーツ選択に至る考え方を読み取ってもらって参考にしてもらえたらと思います。(あくまで個人の意見ということを忘れないでください。)まあ、自作PC考えている人がこんな記事にたどり着くとは思えませんが……
※ぶっちゃけ今は前述したマイニングブームの影響ですごく時期が悪いといえます。基本的にはグラボが値下がりするまで待ったほうが良いでしょう。
スペックの検討
想定したメインの用途はイラスト制作です。印刷することを考えて描くと大体3000×4000px(A4)くらいの大きさになるので、そのデータをストレスなく扱いたい。
あとゲーム制作もするので同時にブラウザのタブを開きまくったりDiscordとかSlackとかUnityとかVSとかを開きっぱなしにしたりします。
ゲームに関しては……まあ新しい3DゲームをフルHDでそこそこきれいな画質でできればくらいです。どれも求めるとキリがないので現実的な範囲で。まあこれなら艦これも十分動きそうですね()
とまあこんなもので、自作PCをするのもはじめてということでスペックとしてはミドルレンジの部類からパーツを探していくことになりました……
パーツ決め~購入
前項および宗教上の理由により私はintelのCPUしか買えないので、この時点でCPUはcore-i5 10400Kを購入することがほぼ確定しました。
バンザイ!!!
残りはグラボ・マザボ・メモリ・電源・ケースです。
グラボは事前に調べた段階ではgtx1660superの予定でしたが、2連ファンの商品が品薄気味だったことと出力端子の兼ね合いで実際にはgtx1660tiを購入しました。いうほど性能差ないでしょ。たぶん。そういうことにしてください。
次にマザボですが、これが案外高い。CPUをcore-i510400Fにしたので対応するチップセットはZ490,H470,B460,H410になるのですが、Z490だと安くても16Kほどします。なので10K強だったH470を選択しました。メモリーオーバークロックできないじゃん、できないですが正直そんなにハイスペックではないので私には関係ないです。
メモリはとりあえず16GB(8GB×2)にしました。(のちのち32(8GB×2)に増設しています。)特にこだわりはなかったのですが、永久保証を謳っていて安かったのでKLEVVというメーカーにしました。この性能ならば特に速度も気にするほどではないでしょう。
電源は玄人志向の500Wにしました。調べるとパーツを選択すると消費電力を計算してくれるサイトがあったりするのでその値を参考に余裕を持ってきめました。
ケースは何でも良かったのですが何となくLEDが控えめで気に入ったThermaltakeのH200 TGというのにしました。結局LEDは電源すらつないでいないのでまあよくわかりません。
組み立て
いざ組み立て。ネジが締められる程度の器用さと説明書を読む程度の落ち着きがあれば特に問題はないはずです。緊張して説明書が読めない?大丈夫、便利な時代です。ようつべで「自作PC 組み立て」とかで検索すれば日本語でも死ぬほど組み立て動画が出てきます。
まあそれでもできないというのならなんとか一旦落ち着きましょう。ケーブルの接続もそれぞれにコネクタの形が違うので、ワンチャン説明書は読めなくても落ち着いてさえいれば大丈夫です。
発生したトラブル
と、いう程のことでもないですがマザボの8pinケーブルの長さが足りず電気屋まで走っていくことになりました。もし同じケースと電源を使う方がいたら一応注意ですね。
組み立てのあとはOSをぶちこんであげてMicrosoftが勧めてくる機能を片っ端から切り、chromeをインストールして
ーー>
完成ですね!
若干の余談~普段使いのPCをlinuxに移行することについて~
自作PCをやるなら当然用意することになるOSですが、やっぱり一般的なユーザーはおとなしくWindows10を使ったほうがいいでしょう。最近巷では古いPCをlinux機にして復活させようみたいな特集をよく見かけますが基本的な機能が代替できてもそれ以上にはなりません。何かを消費する道具にはなりえても生産する道具とするにはストレスが大きすぎる、ということです(たとえばubuntuでUnityを使おうとすると、まずまともに起動するまでで簡単に休日が一日消し飛びます)。もしあなたがPCいじりが好きで、一般の方でなくなろうとしているなら、ubuntuとかmintに触ってみるくらい、やってみると楽しいかもしれません。まあいないとは思いますがもしあなたが卍卍
そんなこんなで完成し、今は普通に使っています。特に不満もなく、用途に耐える性能を発揮してくれています。
アップデート
一ヶ月ほど前にメモリを16から32GBに増設しました。はじめは16GBも使うことはそうそうなかったのですが慣れとは恐ろしいものであればある分だけ使ってしまいます。"十分な広さの机"が存在しないことは証明されていますがメモリもですね……
ではでは~
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