京都大学艦これ同好会 会員の雑記ブログ

京都大学艦これ同好会は、艦これを通じてオタクとの交流を深める緩いコミュニティです。普段はラーメンを食べています。

京都神社巡り

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皆さんこんばんは、京都大学艦これ同好会の黒鈴です。

本記事はNFに向けて何か記事を書かないか、と言われて最初に思いついたもので、丁度良い機会なので京都の旅行記を書くことにします。

 

私は実は関東居住なのですが、さる9/20日より京都旅行に行っておりまして、本記事ではその旅行について書いていこうと思います。

さて、私は神社が好きで、これまでも諏訪大社や山形の熊野大社を中心に観光旅行をしていました。

ということで今回はその京都編です。上賀茂、下鴨神社をメインに色々と神社を回ってきたので、分量の都合全てとは言いませんが紹介をしていきたいと思います。

NFもあることですし、ここで紹介した神社に寄っていかれると私も嬉しいです。

 

一日目

一日目は改修中の京都競馬場を覗きに行った後、そこから多数寄り道しつつ、長岡天満宮まで徒歩で歩いていきました。

京都競馬場のおおよそはす向かいにあるのがこちらの與杼(よど)神社です。結構広い神社で、二つの摂社と奥の方には公園がありました。漢字読めなかったんですけど地名だったんですね。

與杼神社

そこから淀新町の方までぐるりと回りまして、丁度この與杼神社公園の裏手の方の橋を渡って長岡の方まで行くことになります。

その途中では街中の神社を4社ほど尋ねました。伊勢御門大神宮、白瀧龍王、淀新町天満宮、八大龍王辨財天ですね。龍王は大抵水の象徴ですし、昔に渇水か川の氾濫でもあったのでしょうか。また、この漢字の辨財天も初めてみました。地域によって何かあるのでしょうか?

 

橋を渡りっている最中から小雨が降り始めました。暫くすると止んだのですが、降っている最中は当然そんなことはわからず、早めに屋根の多い街中に進むために川沿いの神社を2社ほど寄れなかったことが残念です。結局神社に寄らず1時間弱歩き続け、(これは淀駅に戻ってバスが正解だったなあ)と少し後悔することになりました。

高架の方まで歩いていくと雨はやんでいて、そのまま徒歩での行程を続けることに。ここからは神社に寄り道しながら北西に歩いていきます。ここまでで大体2時間、8㎞ほどだったのでこれは十分日のあるうちに長岡天満宮につけると考えていましたが、実際は関係ない寄り道をしたせいで大分ギリギリになってしまいましたね。

 

さて、北上していくとお寺内にある春日神社、正勝大神を訪ね、神足神社に向かう所なのですが、その過程に勝竜寺城公園がありました。正直なところあまりお寺やお城には興味が無かったのですが、お手洗いを借りるついでに展示と公園を歩いてみることに。どうやら勝竜寺城細川ガラシャが嫁入りした城のようで、展示では細川ガラシャ明智光秀の生涯や、当時最先端だったらしい城の構造の展示を見て来ました。

公園内には紅葉がありましたが、流石にまだ早かったですね。

 

公園を抜けて神足神社へ。

神足神社

神足神社は舎人親王を祀っているとされる神社で、旧神足村からの土地神様のようです。天から神が降り立ったという伝説があり、そこからこの名前が取られました。すぐそこが町の割には大分ひっそりとした神社でした。境内には野上天神(祭神:鹿屋野比売神)も。

野上神社

また、両神社に挨拶し、西の方に降りていくと、先ほど見た勝竜寺城の堀の跡がありました。(まああんまり興味ないんですけど……)

ここまで北に来ると、あとは大体まっすぐ行けば本日のメインである長岡天満宮です。参道(道路だけど)を歩きようやく到着すると、丁度夕日の射す丁度いい時間でした。

長岡天満宮の大鳥居

 

 参道

湖を渡る長い参道を通ると、その先は鎮守の森の中でした。本殿はそこから500mほど歩いた先で、湖を眺めながらゆっくり歩きました。疲れたので。

長岡天満宮本殿

ちょっと上って本殿。やっぱ大きいところは手入れが行き届いていていいですね。ここから少し奥に行って境内社を回った後別ルートで降りていきました。この裏に行くと散策路があったらしいのですが、疲れていたのとそろそろ宿に向かい始める時間なのでそこは断念。湖の方で暫く休憩して長岡天満宮を後にしました。

さて、1日目のメインが終わって今日の行程は終わり……とはいかずまだもう少し歩いていきました。

そろそろ昼も短くなり始め、暗い中を街中の1社と、向日神社に向かいます。

向日神社

写真は明るいですが、実際は結構暗いです。境内ではなにやら工事をしていましたが、おそらく例大祭の準備か何かでしょう。参道の途中にも二つほど神社がありましたが、それとは別に茂みに伸びる道があり、先が気になったものの全く灯りが無いので諦めました。誰か何処に続いているか教えてください。

これで一日目の行程は終わりです。二日目はレンタサイクルを借りて京都駅周辺から下鴨上賀茂と行き、北野天満宮側に下りて一周する予定だったのですが、今日の疲れ具合と距離を加味して上賀茂→下鴨神社で終わることに決めました。大正解でした。足が死んじゃう。


二日目

二日目は自転車で街中の神社と、上賀茂神社下鴨神社を訪ねました。街中の神社は全部で30弱回りましたが、流石に量が多いので印象に残ったいくつかをメインに書いていきます。

まずは京都駅近辺のレンタサイクルにより、京都駅を起点に回っていきます。前日、淀に行くときに少し回ったのでその範囲外から。地元の人なら通ったルートもわかるかもしれないですね。

まずは若宮八幡宮、五條天神と小さい稲荷神社によりまして、亀山稲荷神社に着きました。小さいところと思っていたら奥に伸びていて自転車を置く場所に少し迷いました。

亀山稲荷神社入り口

 

この辺りで気が付いたんですけど、京都って自転車に厳しくありませんか?「観光地行くなら駐輪場あるよー」とだけレンタサイクルの人に言われたんですけど、この後神社の目の前が駐車禁止区域になっていたりして半分くらいの神社で自転車の処遇に迷ったり困ったります。

ここから街中をグネグネと移動しながら10ほどの神社を回っていきます。で、色々回って寺町通を北上していきます。その途中には京都大神宮と火除天満宮に寄っていきます。

京都大神宮

京都大神宮なんですけど、百貨店のすぐ手前にありましたけど観光客も殆どいませんでしたね。伊勢神宮の分社という事で大変由緒があるらしいです。表通りには修学旅行生と思わしき人もいたんですけどね。で、ここで見つけたのがこれです。

京都大神宮のイメージキャラクター

京都大神宮の巫女だそうで、結構推しているみたいですね。神社内に複数のこういったポスターがありました。また、絵馬にもこのキャラを描かれている方がいらっしゃいましたね。余談ですが、2年ほど前に鷲宮神社に訪れた際にたくさんの絵馬をお供えしている絵描きの方がいたのですが、その方がここにもお供えしていた非常に驚きました。ピンポイントですね……

さて、ここをさらに北上していき、商店街にある錦天満宮と岬神社を経て川の東側に行くのですが、その最中で10分程見つけるのにかかる神社がありました。

十五大明神

これが何処にあったかわかりますか?先斗町の非常に狭い、大体人二人分ほどの路地の途中にありました。先ほど言ったように自転車で回っていますので小回りが利かずなかなか苦労しました。

この辺りで時間と体力の都合からいくつか旅程を飛ばして、閉まる前に上賀茂神社に着くように時間を調整し始めます。

八坂神社を少し回り(昨年度末に京都に来た際に八坂神社、伏見稲荷大社などいくつかの神社を回っていました。)、そこから進むと大将軍神社と境内の幾つかの神社がありました。大将軍神社は京都市内だけでも複数あり、今回寄った神社はその東南方向の一つだそうです。祭神は素戔嗚尊平安京から縁起があるそうです。

大将軍神社本殿

そろそろ距離的には折り返しと言ったところで、ここからは御所の北側の方へ移動していきます。頂妙寺内にある神社とついでにお寺自体にも参詣し、平安神宮も少し見て回りました(八坂神社と同じく前に行ったので少しだけ)。

交差点の真ん前にある熊野神社を詣で、そこから御所を訪ねていきますが、その前にすぐ北側にある住宅街内で、出雲路幸神社に寄りました。

出雲路幸神社

名前の通り出雲神社の関連ですね。

この道程で美味しそうなお店を見つけたのですが、生憎自転車お断りで……(レンタサイクル勧めるのちょっと違いません?)

この後御所に自転車を止め、遅い昼食へと乗り出しました。(ちなみにカレーを食べました。インド系の。同志社の近くだったらしいです。)

ここまでくると後は上賀茂神社まで一直線……とするつもりではあったのですが、途中に神社を見つけたら寄らざるを得ません。

小さい猿田彦神社と、また非常に広い御霊神社があったのですが、なんと御霊神社の方は大鳥居の工事中でした。

工事中の鳥居

御霊神社本殿

ここ御霊神社は応仁の乱の発生地点らしく、それに関連した石碑等がありました。

これにて雑多な神社巡りは終了です。後は上賀茂神社下鴨神社に参詣して親から頼まれたお守りを買うだけです。

鴨川沿いをひいこら言いながら上り、どうにか閉まる前に上賀茂神社へ到着です。

上賀茂神社入り口


到着……なんですけど、駐輪場への案内が無く、無駄に10分程彷徨ってしまいました。駐車場マークの隣に駐輪場も付けといてください……

上賀茂神社は本殿と、およそ20の境内社(摂社、末社)からなります。なにやら本殿内の観覧も行っていたようですが、時間とお金の都合私は行きませんでした。そのため幾つかの境内社は写真を撮れていません。

境内はかなり広く、また奥の方にも境内社があるため結構歩き回ることに。静かで開けた空間という印象でした。この後行く下鴨神社は大分覆われた印象だったのでその点では対照的です。

本殿(中心に写った人ごめんなさい)

境内

少し登ったところにあった

多分見た中では一番大きかった境内社

帰りしなに撮った外側

ここからは最後の下鴨神社です。上賀茂神社は開けていましたが、下鴨神社の方はかなりひっそりと鎮守の森がありました。時刻的なものもあって少し暗い印象ですね。こちらは自転車をすぐに置けました。

本殿は塀で囲われた中にあり、十二支の象徴する神社と合わせておかれていました。皆さんも該当する祭神の神社があったら言ってみてもいいかもしれません。

下鴨神社本殿

十二支の神社の一部

十二支それぞれ

さて下鴨神社でも境内社を全て回っていったのですが、この下鴨神社にはみたらし団子の発祥とされる御手洗川がありました。実はあまり食べたこと無いんですけどね。みたらしを名乗る友人がいるのでTwitterに投げときました。どうでもいいんですけどこの字を”みたらい”としか読んでこなかったので少し驚いています。

御手洗社

御手洗社由緒

修学旅行生が水みくじなるものをやっていて微笑ましかったですね。私は稲荷神社で引いたのでやらなかったんですけど。
とまあそのように境内を結構時間をとって散歩して、京都を回るのはお終いです。実はこの時点で16:30頃で、最初の私はこれに加えて北野天満宮などに回ろうとしていたことに戦慄しています。(昼食などで2時間取ったとはいえ無謀過ぎるでしょ……)

境内の相生社

同じく祓社

ここからはあまり話すこともありませんね。下鴨神社を出た後は鴨川へ向かい、河川敷をひたすらに下っていきました。途中地面が砂だらけになったときは転倒を覚悟しましたが、概ね快適で楽しい鴨川下りになりました。

最後に

以上で私が神社を回ってきた記録となります。この後翌日も京都にいたのですが、友人と食事して京都水族館を一人でのんびり歩いていただけなので割愛です。

初めての旅行記という事で拙い文章であったと思いますが、読んで頂けて幸いです。

私自身はNFには行けませんが、これを見た皆さんが楽しめること、またここで紹介した神社に行くことなどを楽しみにしておこうと思います。

以上、黒鈴でした。

今回訪れた神社は、写真のみにはなりますが以下の連続ツイートで全て書いておりますので良ければそちらもご覧ください。(https://twitter.com/Black_Bells_ut/status/1572093374852927488?s=20&t=Hjmob91bMD1AbJGfzN7eXA)


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