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こんにちは、えたのーる(えたのーる (@3749628s) | Twitter)です。突然ですが皆さん、シャドウバース楽しんでますか?(艦これ同好会の記事で合ってます)新歓記事でこんなこと言うのも変ですが、私は皆さんに艦これというコンテンツに触れてほしく思うと同時に、シャドウバースをやってほしいんです。シャドバ、クソゲー楽しいんですよ。シャドバの楽しみを一番味わってもらうためになにをするのがいいか考えた結果、自分の作ったデッキで勝ってもらうことが一番だと、私はそう思ったのです。そこで、大学リーグなどに出るなどそこそこ真面目にシャドバをやっていた私が、シャドウバースを始めたてほやほや*1の人に向けたシャドウバースのススメともうやってる人たち向けのスペルウィッチ講座をしていきます。よろしくお願いします
目次
- シャドウバース#とは
- デッキの組み方
- スペルウィッチを組もう!
- アセロラエルフ
- 終わりに
1.シャドウバース#とは
シャドウバースはDCG(デジタルカードゲーム)の一種です。リアルの紙のシバきあいでは味わえない、DCGならではのランダム性を上手に取り入れためちゃめちゃ面白いクソゲーです。始めたての頃には少ないカードプールでどうやって上手にデッキを組んでいくか、上級者になれば環境に合わせたデッキ構築や立ち回りを考えるなどの楽しみもあり、最後までチョコたっぷり味わいつくせます。また、上級者向けに競技的な側面も強くあり、DCG特有のオンライン大会のやりやすさ、サイゲという運営の太さ*2も相まってこのご時世でも数多くの大会が開かれています。
ここで気になるのは、このゲーム始めやすいの?ってとこです。ゲームの仕組みそのものは、非常に簡単でよいのですが、やはりそこそこご長寿なカードゲームということもあり、カードプールの多さ、効果の種類の多さとそれに伴う複雑化によって、ちょっと難しいところもありますが、ここ最近は構築済みデッキ(これが実は強い)の配布などでデッキも組みやすくなりましたし、なにより!近くのシャドバ=オタクは新規参入を心待ちにしているので、シャドバやってるとか言ってる人間に「シャドバ始めたんだけど」って言えば手取り足取り1から100くらいまで全部教えてくれます。さぁ、シャドバ、やりましょう。
1.デッキの組み方
デッキを組む、非常に難しいことです。一から作るとなれば、たくさん考えることがあって面倒ですし、うまくいかなければつまらないかもしれません。なので、
一旦、人のリストを使いましょう。
カードゲームってそういうもんです。gam○withさんには強いデッキが載ってますし、youtubeには面白いデッキも転がっているし、プロのデッキも転がっています。Twitterにも「ガチ」の怖い人たちにデッキが転がっていて、いろいろな意味でデッキの選択肢は増えています。
で、私が言いたいのはここからです。人のリストが回らないこと、ありませんか?というか回らないんですよ、他人の作ったデッキって。回らなかったらと言って、自分のプレイが必ずしも悪い、というわけではありません。デッキの「個性」と自分の「個性」を見極めましょう。デッキにはこういう風に動くと強くて、こういう風に勝つ、という勝ち筋があります。また、相手よりも先に勝ち切るのが好き、相手のリソースがなくなるのを待ったり、じわじわ攻めていったりするのが好き、ギリギリでいいから上振れ*3を強くしたい、ドローソースなどを多くして安定感を持たせたい。人にはいろいろなプレイスタイルがあって、それを理解するのが大切です。試合すればするほどそういう不満とかこうしたいという希望がわかってきます。そこで、それをかなえるためのカードを探しているとき、なんか変なカード入れたけどうまく繋がって回った時、カードゲームが一番楽しい時間です。
次から、私がどのように考えてデッキを組んでいるか、というのを書いていきます。デッキ構築の際の参考にでもしてくれれば幸いです。カードの効果の話もありますので、少し難しいかもしれませんが、よろしくお願いします。
2.スペルウィッチを組もう
さて、ここからはそこそこ「ガチ」の話をしていきます。
初日だけまじめにやった人の画像です。
スペルウィッチというデッキでどのように勝っていくのか、という話を細かくしていきます。
こちらはrageというシャドウバースの大型大会*4に実際に持っていくデッキになります。
こちらのデッキで私が先に言った勝ち方を考えてみましょう。
1.ルーニィを投げて相手の顔面を詰める
2.ジオースで強力な盤面を作り、殴りきる。
上2つが主な勝ち筋ですが、
3.ジオースを絡めずに5ターン目にドロシーなどで盤面を作る
というのも勝ち筋の1つと思います。
そこから、一般論と私の嗜好をあわせて、デッキをいじくりまわした所感が以下の通りです。
こちらが、一般的には「確定枠」の9種27枚です。
デッキの核となるルーニィ、ジオース
最後の打点、泥ソ、除去の役割をすべて担ってくれる最強カードフューチャービジョンスペルブーストするための1コストスペル2種
マイザーの馬に乗りながら、スぺブ、ドローができるマジカルリス
盤面を作りながらスペルブースト、ドローができる石英の魔女
打点、除去、スぺブ、書いてあることすべてが強いマイザー
盤面を作ることも突進での自滅で盤面を開けることもできるグリモアソーサラー
全て納得の9種だと思います。
以下が、自由枠13枚の候補の13種です。
ですが、私はジオースがいなくても盤面で戦える(、スタッツ*5が高いフォロワーを多く並べて戦う)ことが有力な勝ち筋の1つであると判断したため、私の中ではドロシーを確定枠、また、マイザーを強く使いたいため、マーシャルゴーレムを確定枠です。
以下、試したときの所感を書きながらデッキの理由
記憶の軌跡 強み・回復できる
・低コストのスペルである
・泥ソである
弱み・盤面にフォロワーがいないとプレイできない(ジオースの召喚がターン終了時であることも考えると大きなデメリットである)
→序盤は基本的にスペル→フォロワーの順でプレイすることが多いため使いづらく、終盤はこのカード抜きでも回復やドローが回ることが多いため思っていた以上に中途半端な1枚。
アリステラ 強み・マイザーの馬に乗せることで、マイザーをより強く使える。
・早いうち(2~4ターン目)から除去ができる
・スペルブーストできる。
弱み・スタッツが弱すぎて盤面で戦いたいときの邪魔である
・マイザーの撃ち先をなくしてしまう
→4ターン目に、マーシャルゴーレム、マイザー、馬、アリステラと動く動きが強く、また、序盤のシステムフォロワー(主にレジー)を処理できるという点が特に強い。盤面を埋めるという弱みがジオースのおかげで色濃く出てしまう。
マジックミサイル 強み・泥ソであり、打点になる
弱み・2コストカードである。
→即時1打点であり、非常に優秀ながら、2コストカードの競合が多く抜くならここではないかという印象。確定枠よりの強力な1枚ながら3枚積むか怪しい。
ウインドブラスト 強み・特になし
弱み・コストが減らない
→ウィンドブラストは採用したくないが枠があれば採用してもいい1枚。正直コストが減り、確定除去である握撃のほうが強い場面が多い。
結束の魔術 強み・フォロワー(スペルブースト先の割合が高い)を持ってこれる
・手札を増やす、減らすどちらもできる
弱み・サーチのみであるため、盤面干渉ができない
・2コストカードである
→非常に強力なサーチであり、ドロシーを強く使えるようになるほぼ確定枠であるが、盤面干渉できない点が弱い。
フォースバリア 強み・AF、清浄などのバーン系のデッキに強い
弱み・他に何もできない
→バーンでOTKするデッキが多い現状強く使えるかもしれない1枚。空打ちできる点も評価したいが、序盤に手札に来ても邪魔な点が弱い。
水晶の魔剣士 強み・ルーニィ、ジオースを「非常に」強く使える
弱み・デッキが回らないと弱いため上振れに強く、下振れに弱い1枚。
→水晶の魔剣士の存在により、守護の後ろに光輝ドラゴンを立てる動きの難易度が減り、相手によっては「詰ませる」ことができるようになる。また、クオンがいたころのようにスペルブーストができるわけではないので、ルーニィを連打できるようになる点も強い。3ターン目に置くなら序盤でも限定的に弱くはないが、それ以外のターンで弱く、下振れを加速させる原因になりかねない1枚。
マナリアクイーン・アン 強み・デッキ的に山札を掘るため無理なく採用できる
弱み・スペルブーストできない
→最後の打点になるかと思い採用を検討した。稀に、強く使えるが、アンをプレイするコストを合わせて6コスト最大8点バーン、山札4枚削ると考えると、ルーニィを強く使った方がよいと考える。
炎の握撃 強み・0コストになるスペルである
弱み・序盤に使いづらく、高コストがかさばることもある
→フォロワーで取りづらい、ネレイアから出てくるキャタラクトビーストなどを取れるため需要の多い1枚。
これらの長所と短所を検討した結果のリストが先に上げた40枚です。
(再掲)
私は、安定した動きが好みであるため、デッキを掘れる枚数を増やしながら、下振れしにくいデッキを心掛けました。安定した私の所感が皆様の楽しいスペルウィッチライフのきっかけになれば嬉しいです。
4.アセロラエルフ
前環境のデッキレシピになりますが、アクセラロキサスエルフ、略してアセロラエルフです。 このデッキの製作者は、大学リーグのチームメンバーなのですが、オリジナルデッキとしてちょっと持ってきました。前環境では、アセロラはあまり研究が進んでおらず、一般にも布教していなかったのですが彼がひょっこり持ち込んで勝ち星を稼いでいきました。我々チームメンバーは誰一人回せませんが意味の分からんデッキ持ち込んでド派手に勝って帰ってくる彼はとても楽しそうでした。
個性が出せると、シャドバ、もっと楽しくなります。
5.終わりに
デッキなんて最初は誰かのでいいし、プレイだって下手でもいいんです。私もそうだから。やってくうちにはまってしまう、それがカードゲームです。だから、
シャドバやろうぜ!
やってる人もスペルウィッチ回しましょう。みんなでやるとゲームめちゃめちゃ楽しくなります。周りの人も巻き込んでみんなでシャドバやりましょう。
シャドウバースを昔やっていたよ、ちょっと触ったことあるよという方でおもろそうやなと思ったら、もっかいダウンロードしてやってみてください。*6東北艦同もブログそのうち上げます。そちらのほうもどうぞよしなに。
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