吉田山の中の某所に京大漫研の部室があるという話を聞いたことがあります.部室,欲しい……できれば海があるところが良いですね!
NF入場予約の倍率が予想より大変なことになっていました.
ということで,急遽NF以外も含めた京大散策をご案内します.
そそぐです.嬉々としてwhite album熱烈レビュー記事を送ったらあっさりリジェクトされてしまったので,他の会員の記事を勉強して出直してきました.
京大に行くっ
京都大学はメインの吉田,桂,宇治の3つのキャンパスと白浜,木曽……など日本全国に研究施設があります.調べると44ヶ所あるみたいですね!!どこも辺境です.なかでも吉田キャンパスは広さの割に建物が密集しており,工学部以外の学部生はここで過ごします.NFもここで開催されます.
吉田キャンパス,.京都駅からそこそこ遠いです.バスで40分くらいです.
初めてなら,市バス17系統に乗って百万遍で下車しましょう.直通バスのhoopは便利で速いのですが,休日は本数少ないのが難点です.
大学を拡大してみましょう.
雑コラ感満載で,読みにくいですが許してください.
横切る道路が多いです.区画分けされたキャンパスが狭さを際立たせています.
番号は,のちほどの徘徊の地点を表しています.
お祭りに行くっ
NFでは,全学共通科目で利用するエリアがおまつり広場に,生協食堂ルネの隣が体育館企画会場になります.例年は吉田南の校舎内の教室ごとに企画が行われていたのですが,今年は紆余曲折ありまして体育館を仲良く分け合うことになりました.
京大生はデリケートな生き物なので,少しずつ規模を大きくしていく優しさが必要です.
京大は学部ごとに自治会があったりなかったりして,学部のお祭りを開いたり開かなかったりします.法学部の五月祭は有名ですね.
なかでも,理学部と農学部による北部祭典はNFに被せて開催されます.教育学部祭もあったようですが,今年はなさそうな雰囲気.
当日NFに入場するには事前登録が必要なので忘れずに.北部祭典はGoogle Formに入力する必要があるみたいです.
それでは,会場を順番に巡ってみましょう.(深夜0時)
NFのチケットが取れなかった方,
NFがなくても北部祭典があります!!
下の記事をすっとばして⑥北部祭典へ!!
京大深夜徘徊
実際に歩いている気になっていますが,NFも北部祭典もエアプです.
妄想力には自信があります.
①4共前ステージ
南から順に~ということで4共前から.
当日はここにステージが設置されて,アイマスを踊ってみたりアンサンブル演奏があったりするみたいです.ダンス系が多いようですね.
奥まったところにあるので行きにくいかも.建物が無造作に乱立している感じがします.よく使う校舎なので平日は授業移動の度に入り口に行列ができています.
②おまつり広場
混雑を抜けて一息ついたころに,グラウンドが見えてくるはず.いつも野球部が練習をしているグラウンドには,食べ物の屋台が並んでいて,奥にはステージが見えますね.
今年はここのイートインスペースでしか飲食ができないので,外せない場所になりそうです.ステージでは,小林私さんによるSpecial Liveはじめ,バンド演奏やダンスなどあるみたいです.
入り口に京大ガシャがありますね.京艦同チケットが当たるとちょっといいことあるみたいですよ.
③吉田南総合館北側駐輪場
長い名前ですが,会場の正式名称です.
バンドが色々ライブをやっていますね.
路上ライブのような昂揚感があります.音楽は楽しい気分になっていいですね.
ここが多分当日の会場入り口になると予想.
入って左に行けば4共前ステージ,右に行けばおまつり広場.
少し一息するのに良いですが,ベンチ埋まってるかも.
④道中(体育館へ)
時計台を右目に惜しみながら西へ.
それにしてもここの歩道狭くないか?
当日時計台まで入れたら良いのですが,当局次第なのでなんとも.
銀杏並木を北上します.タテカンがなくてさっぱりしていますね.
⑤体育館←京艦同
コンクリートの重厚感.夕方あたりだと,網目模様の奥がぼんやり電球色に光って存在感があります.
1階で講演会や古本市,2階ではブース分けして企画が並んでいます.
狭いブースが肩を寄せ合って並んでいますが,その分制覇できそうな気がしてきて闘志がみなぎります.教室とは違って開放感があって,馴染みのないサークルでも覗きやすくていいですね.靴を脱いで入るので,暖かい靴下を履いてきた今朝の自分に感謝.
行儀良く並んだブースの一番奥に京艦同がいますね.
場所取り失敗した会長はどこのだれなんでしょうか???
……ひととおり巡って満足満足.購入した京艦同の会誌を読みたい気持ちをぐっとこらえて,外に出てきました.
朝から来ていたのに,もうすっかり午後の日差しです.今日はお祭りなので,午後の演習は帰ってからでもいいやと北へ足を進めて百万遍へ.
ここで一般客は見終わったと勘違いして帰宅するところですが,通の私は百万遍を右へ,東に進んで北部構内へ向かいます.
⑥北部祭典
ゆるやかな坂を上った先,左手に見えた門の奥には,整然と並んだ銀杏並木.
そうそう,国立大学のイメージはやっぱりこれだよとどこかで納得.
少し開けた構内は道幅も広く,大きな四角い建物がきれいに並んでますね.こちらは都市計画に成功したみたい.
NFとは打って変わって,テントが並んだだけの簡素さ.こじんまりして地味だけど,作為性のなさにむしろこっちが京大の本丸ではないかと勘違いしそう.
こちらは屋台の食べ物がメインみたいですね.
メニューから農学部の香りが漂ってきます.
ひととおり回ってきたら,なんだかあっという間だった気がしてきました.お祭りの喧噪のかやの外にいるような寂しさがあります.
賑やかなところに愛着をかんじつつも,なんだかもう一度戻るのに気後れしている私.晩秋の風の誘いに,少し散策をしてみることにしました.
⑦北部構内散策
木々に覆われた鬱蒼とした道を東へ.朝晩は運が良いと,馬術部が馬を連れている姿を目撃できるみたい.
突き当たった曲がり角の奥に,何やら小さな門.
「理学部植物園」と書かれています.
入り口はこんなに狭いのに,奥に入るとなかなか広い植物園です.
里山っぽい立派なビオトープの中の獣道を進んでいく感覚.しゃがんで木の枝をくぐったり,小川を飛び越えたり……普通に山に入るくらいの服装が求められます.
誰もいなので勝手に入って良かったのか一抹の不安を抱きますが,多分大丈夫です.
奥には何やら重厚な建物.いかにも大学の校舎という感じ!!
農学部総合館です.
で,でかい……
理学部もなんかこう,デカい建物あったらなぁ……
散在してる小さな建物とか,日本中の僻地に研究拠点があるのでよしとしましょう.
深夜1時に灯りがついている部屋があるのはなぜなのでしょうか?
鬱蒼と茂った木々に覆われたグラウンド.
ひとつひとつのスケールが大きいですね.
グラウンドの左の細道を進んでみましょう.探検探検.
不安になる長さの細道を進みます.
同じ大学かと不思議なくらい誰も居ませんね.
裏出口に来ました~.
ここに出口があることを知っている京大生は通です.胸をはっていきましょう.
しきりに何やら水の音が.
出て右に,東へ進みます.
北部構内の東側を敷地に沿って流れている小川.
実はこれ,琵琶湖疎水です.
琵琶湖から逢坂の関をトンネルで抜けて,蹴上げのインクラインを横目に南禅寺の水路閣を通って,哲学の道の落ち葉を運びながら銀閣寺の横をすり抜けてここまでやってきたのですね~~~!
いくつもの小川と,交差や合流,分岐を繰り返しながら流れる水路です.
京都は北にいくほどゆるやかに標高が高くなるのに,北に向かってそこそこの勢いで流れるのは面白いですね.位置エネルギーを極限まで利用していきます.高野川の上流部に合流するので,高野川の水面より低くなったら逆流してしまいます.生活用水,水運,発電など数多の側面を持つ疎水はオススメ観光スポットなので,紅葉のシーズンに歩いてみるときっと楽しいですよ!!
突き当たった広い通りを右に曲がってすぐ,何か見えてきました.
!!!!
なんだかんだこれが一番うまい!!
スキー場のナイターのリフトの鼓動に揺られているような安心感.
名店は数あれど,どこも非日常の雰囲気があるので,結局ここへ戻ってきてしまいます.
そそぐが精神弱ったときは,夜な夜なここにくるという噂.
当日の散策の良い予行演習になりました.
ということで,NF当日に京艦同ブースでお待ちしております.