京都大学艦これ同好会 会員の雑記ブログ

京都大学艦これ同好会は、艦これを通じてオタクとの交流を深める緩いコミュニティです。普段はラーメンを食べています。

想像し、創造す

 読者の皆さんこんにちは。京艦同3代目会長のユキです。もうアラサーの老害ですが、今回会誌執筆の傍らで何か記事も書こうということでこの場をお借りしています。

 さて、このブログを見ている方は多くが大学生だと思います。大学生はよく時間はたくさんあると世間では言われています。そんな中でサークル活動に勤しんだり、バイトしてお金を稼いだり、旅行したりと様々なことをするでしょう。

でも、中には外で活動はしたくない、バイトもあんまりしたくないと思う大学生もいるはずです。そんな皆様におススメの金がかからず満足感のある最強の暇つぶしをお教えします。

 

 「二次小説の創作」です。

 

 これでブラウザバックしようとする方。少しお待ちください。そんなの才能あるやつしかできねえじゃんと思ったでしょう。私もそうでした。絵なんて描けなければ、小説も書いたこと無い。そんな人間が創作なんてできる訳ないと。

 ですが、これを読んでいる皆さんはこんな経験ありませんか?小説、ラノベ、二次小説を読んでて「こうだったら面白いのに」、「このキャラをもっと活躍させてほしいのに」、「この終わり方よりもっと理想の終わり方が良かったのに」と。

 

 その想像を文章にしませんか?

 その世界を創ってみませんか?

 その欲望、叶いますよ。

 

 作り方を簡単に記していきますので、これを見た方はぜひ作ってみてください。

 

必要なもの 

・空想・妄想(一次・二次問わない)

・Wordが入っているPC 無ければスマホのメモ機能

 

 絶対に必要なものは『妄想』です。何かこのシーンを書きたい、こんな展開を書きたいが無ければ創作なんてできないと思います。そんなシーンを空想するために自分の好きな小説や漫画を漁りましょう。

 そして、Word機能があるPCはあった方がいいです。というのも、誤字に対して文章校正機能が働くのでそれにすぐ気づくことができます。わざとそう書いてんだよと言いたくなることもありますが。

 

 さて、想像が搔き立てられ文章を書く環境が整ったでしょう。ですが、ここからどうやって文章を書けばいいんだと思うでしょう。私がおススメする方法は「好きな二次小説を読む」です。ここで注意なのは原作の文章を参考にしないことです。

 これは自論ですが、二次小説を書いてるのであって、原作と同じような文章にしてしまうと不出来なパクリという印象になってしまいます。なので好きな二次小説の書き方を参考にするのが良いでしょう。さらにですが、これまで見てきた展開を参考にして文章を作っていくのが良いです。もちろん、全く同じだとパクリとなってしまうので、どこか自分のオリジナルを入れることで差別化を図ります。それってどうなのと思う方もいるでしょうが、完全なオリジナルを書くのはハードルが高いのです。なので、既存から少し変える方法が小説創作の一歩です。(これは修士論文を書くのと似ていて、既存の論文から少し先を研究するのと同じです)

 さて、それらを踏まえて文章が完成したとします。それは昔ながらのSSであったり、長編小説のプロローグであったりと様々でしょう。是非それを投稿しましょう。これを自分だけに留めず発信しましょう。意外と読んでくれる人はいます。もしかしたらお気に入りに入れてくれる人もいます。イイネがつくとですね、めちゃくちゃ嬉しいです。なんか認められた気分になります。そうして、また書こうと思うようになります。ここまで来ればもうあなたは創作者となっているでしょう。

 

 いかがでしょうか?大学生は時間が湯水のようにあります。是非創作してみてはいかがでしょうか?創作はインドアなことだけれども、そこから新たな界隈とつながることだってあります(実話)。その一歩、踏み出しませんか?

 

それでは良き創作ライフを。

 

 

p.s.

私の二次創作の始まりは艦これではなく、「インフィニット・ストラトス」からでした。そこで経験を積んで、京艦同の会誌に小説を寄稿するようになりました。そんな私のルーツの長編二次小説はハーメルンというサイトにあります。別名義「rain time」で投稿していますので興味があれば覗いていってください。