京都大学艦これ同好会 会員の雑記ブログ

京都大学艦これ同好会は、艦これを通じてオタクとの交流を深める緩いコミュニティです。普段はラーメンを食べています。

最終海域甲LDをボコボコにしたい

 多分投稿時間的にこんばんはだと思います、真太郎です。組長から「ブログの執筆料出します」って言われたんで僕は京艦同を破産させるつもりでこれから記事を書いていきます(※嘘です)。

 今回の記事は、「イベント甲難易度最終海域LDで考えるべきこと」について書いていこうと思います。記事の性質上、これから初めて甲をするという人に向けた記事となります。
 なお僕は甲勲章2つしか持ってないので、書き終わったら誰かプロの人に監修してもらおうと思っています。

 最初に大切なことを言っておきますが、大規模が予想される次回イベントで最終甲を狙うのはあまり得策ではありません。大規模イベントは大概高難易度なので、ここで初めて甲勲章を狙うのは厳しいかもしれません。
 
 ここでは四つの項目に分けて考えていきたいと思います。

 

 ①基地航空隊の考え方

 思考ロジックがかなり多く存在しているので、いくつか分けて考えていこうと思います。ただし、根本にあるのは「東海を出すかどうか」です。
 さらに言うと、ボス火力を捨ててまで東海を出すかどうか、という問題を考えていくことになります。

 a.泊地マスによる差

 潜水マスより前に泊地マスがある、若しくは泊地を使わない場合はbに進んでください。
 泊地マスが潜水マスの後にある場合、潜水マスでの中破をそこで直せばいいので東海を飛ばす必要はありません。ボスに三部隊飛ばせばいいでしょう。

 b.所持陸攻による差

 ここでは、「三部隊目をボスに飛ばそうとすると九六式陸攻や一式陸攻を使わざるを得ない」場合の考え方をします。
 さて、三部隊目の陸攻が弱い場合、「なら出しても無駄だから東海を飛ばそう」と考えるか「でも第一艦隊をカスダメでもいいから削って庇うを剥がすor支援撃沈の補助をしよう」と考えるかの二通りに分かれます。

 

 I.東海を飛ばす場合

 ボス到達率は上がりますが、ボス艦隊へ入るダメージ総量は減少します。ただし減少値は微々たるものと言えるでしょうか。
 とはいえ、特殊砲撃で敵を吹き飛ばすor特効魚雷CIでワンパンする現環境において庇い剥がしを行えるというのは非常に大きい事とも言えます。

 II.三部隊目を飛ばす場合

 庇い剥がし(これは艦これの基本システムなのですが、敵味方共に小破になると旗艦を庇わなくなります)を行うことで特殊砲撃がボスに向かう確率を上昇させることができます。特殊砲撃が直撃すれば大きなダメージが期待できますし、かなり運が良ければ撃破出来ます。
 もちろんボス到達率は下がります。また大破しないまでもフィニッシャーを中破させられることで撃破率が結果的に下がることも考えられます。

 基本的には、とりあえず東海を飛ばしておいて、火力不足を感じたら三部隊目を飛ばすようにするべきだと思います。僕は脳筋なので三部隊投げます
 また例外として、敵が明らかに弱い場合は三部隊飛ばすべきでしょう。ただ、最近の敵傾向を考えると九六式陸攻で倒せる敵が配置されるとは考えづらいですが。
 強い陸攻を配備できる場合でも、三部隊目は東海にしていいでしょう。もちろん火力不足を感じたらすぐにボスへ飛ばすべきです。

 例外.女神を使う場合

 ボス三部隊で問題ないでしょう。

 

 結論

 基本的には東海を飛ばす方向で考えていいはずです。ただしボス火力とのトレードオフとなることは考慮しておく必要があります。
 また、多くの場合潜水マスは始めの方のマスに配置されるため、泊地より前にあることが多く、こうなると三部隊飛ばすデメリットが緩和されるため積極的にボスへ飛ばしていくべきです。

 

 ②支援艦隊の考え方

 砲撃支援を入れることは前提として、支援に向いた艦を揃えておくと楽になります。
 ただし練度によって命中項は変動するため、艦隊分析艦これ砲撃支援命中計算機などを活用して自艦隊の艦娘の命中項を確認しておいた方がよいでしょう。

 a.戦艦

 基本的に反航キャップを狙うのですが、ここで優位となるのが運の高いWarspite、次点長門・Iowaです。またColoradoもそこそこの運とそこそこの火力を持っているため比較的優秀と言えるでしょう。
 逆に火力は高いが運の低い陸奥・扶桑型・Romaはあまり選択肢としては適していないです。大和は素火力がゴリラなので電探で誤魔化せるのでまあまあ問題なし、武蔵はスロットの暴力でインチキできるので例外です。

 b.空母

 飛龍がぶっちぎりで優秀です。特に飛龍は入手性も考慮すると、支援用に二人残しておいてもいいでしょう(突き詰めるとレベリングを行う必要はあります)。次点で瑞鶴甲、白Saratoga辺りが優秀です。

 

 ③第一艦隊の考え方


 現環境において特殊砲撃を使わない理由は無いため、余程のことがない限り第一艦隊には長門陸奥、若しくはNelsonが投入されることになります。
 残りの艦娘は、戦艦枠の残り、制空を取るための空母・航巡・水母、泊地マスがある場合はルート固定の秋津洲・明石となるでしょう。
 残りの枠に関してはイベント毎に変動していくため議論の意味が無いので、Nelsonと長門陸奥の使い分けについて書いていきます。Coloradoは諦めてください。無理です。また、残りの艦の考え方についても書いていこうと思います。

 

 a.特殊砲撃の使い分け

 I.長門陸奥
 

 基本的にはこちらの方が強いです
 というのも単純にこちらの方が倍率が高いためです。
 条件を揃えることで特殊砲撃時の火力補正はおよそ2.6倍となり、運が良ければボスを吹き飛ばしてしまいます。もちろん一発だけで終わらすということは流石にほぼありませんが。RTA勢がみんな長門陸奥を量産している理由はこれですね。
 だいたい特効戦艦が居ないor居ても倍率が低い場合はNelsonではなく長門陸奥を使用することになるでしょう。僕は三人用意しました。

 II.Nelson

 こちらの特殊砲撃は2倍(不利時2.5倍)しか出ません。いや2倍でも十分強力なんですけど
 しかしこちらには誰を使っても倍率が同じという利点があります。
 よってNelsonを使用する場合は高い特効倍率を持つ戦艦、若しくは敵が陸上型の際に対陸艦の攻撃回数を増やす方が長門陸奥採用よりも強いと判断された場合になります。

 さて、特殊砲撃に関係しない残りの艦についてですが、空母・重巡・航巡で埋めていくことになります。
 また泊地修理マスが置かれており、そのマスを通ることが攻略において合理的である場合は秋津洲・明石を採用することになります。
 重巡に関しては基本的に庇い剥がし、若しくは敵艦隊によくいるフラヌ改を倒すことがその仕事になります。
 ここで重巡(航巡除く。装備が水戦4、又は主砲2水偵水戦になるため)の装備についてですが、大きく2つの積み方があると思います。つまり、主砲3水偵、若しくは主砲2電探水偵です。ここでは電探固定を考慮しないものとし、それぞれの使い分けについて述べていきます。

 

 b.重巡の装備

 I.主砲3水偵

 フラヌ改や道中水雷、戦艦に対する打点を確保するための装備編成です。ただし、基本的にあまりお勧めできません。というのも重巡の連撃程度では最近流行りのネ改を倒すのはほぼ不可能であり、フラヌ改は特殊砲撃前に倒しきれていることが理想、即ち重巡の砲撃時に残っていて欲しくない敵である為これもあまり考慮すべきものでないためです。

 II.主砲2電探水偵

 連撃率の上昇を狙います。
 連撃率が上昇するということにより、カスダメが入る回数を増やすことが出来、小破に追い込むことによって庇い剥がしを行えます。
 庇いが無くなれば夜戦で魚雷CIがボスに刺さりやすくなるため、基本的には電探を装備させるのが無難でしょう。

 

 ④第二艦隊の考え方

 基本的にボスを倒すのは第二艦隊なので、最も重要な艦隊です。ここの火力が足りてなければ特殊砲撃以外の勝ち筋がなくなります。
 という訳で、第二艦隊を組む上で重視するべきステータスをお教えします。

 夜戦火力です。

 自明なことですが、敵を倒すのに必要なステータスは火力と雷装です。
 よって、第二艦隊には基本的に夜戦火力の高い艦をズラっと並べていくことになります。

 a.対潜と対空を捨てるという考え方

 まず真っ先に捨てるべきなのは、第二艦隊で潜水艦・空襲の対策をするという考えです。
 よく考えてみてください。
 対潜専門の艦娘を入れるということは、潜水艦に第二艦隊の夜戦火力が潰されるのを防ぐために第二艦隊に元々中破している(夜戦火力的に)艦を入れるのと何の違いもありません。対空に関しても同様です。
 なので対潜・対空専門艦は編成するべきではありません。その枠を火力出せる艦娘にした方がいい結果が得られます。
 基本的に対潜は東海任せor完全捨て、対空は増設機銃頼みor余裕があれば第一Atlanta程度に留めるべきでしょう。尤も第一の火力にも響くため推奨はできません。例外に関しては後述します。
 よって第二艦隊の理想は魚雷CI×6となります。
 連撃削りという概念が存在しますが、その連撃削りをする艦が魚雷CIぶつけていれば沈められている可能性があるのでそんなもの考えなくていいです。
 なお、補給艦に関しては、僕個人としては第二艦隊に置きたくないのですが仕方ないので火力枠削って第二艦隊に入れておきましょう。さすがに補給による火力確保は6枚目の火力より優先されるべき事項です。

 ・例外事項

 a.対潜


 ここの例外点としては、単ソとGotlandです。


 I.単ソ


 以前の記事に書いた通りですが、

 

kukancolle.hatenablog.com

 

基本的に単ソは潜水新棲姫相手に期待できないのであまり勧められたものではありません。一応エリソフラソ黙らせるくらいは出来ますが、例えばこの為に自動先制対潜艦にソナー積んだり、単ソするために低火力・中火力駆逐を採用することは避けるべきです。勿論2スロキャップの特効艦が単ソできる場合は採用を検討してもいいと思います。


 II.Gotland


 Gotlandの仕事は基本的に大型探照灯を使うことなんですが、当然そうなると3スロット空くのでその枠で対潜させるのはアリだと思います。特効艦の魚雷CI率増加+夜戦のヘイト集中という仕事は火力が減るデメリットを考慮しても十分なメリットとなり得ます。

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 2枚目対潜足りてませんが許してください

 

 b.対空


 こちらの例外は摩耶です。
 摩耶は対空CIを行うついでに魚雷CIをぶちかませるので、対空枠に火力を持たせることが出来、かなり有用です。運改修しているなら積極的に採用していいでしょう。もちろん特効艦に勝る火力ではありませんので、そこは考慮に入れる必要があります。

 

 b.並び順

 並び順に関して、まず旗艦にはCI率発動上昇のボーナスがあることを考慮に入れて編成を組んでいきたいです。例えば特効艦で魚雷CIをさせたいが運が30などといった場合、旗艦に置いて火力補助をしよう、と言った具合です。
 ですので、配置としては基本的に旗艦にCI補助をしたい艦、そのまま上から「夜戦までに残っていると考えられる敵艦の数」の分だけCI艦を並べ、そのまま補助艦、残りのCI艦の順にするといいでしょう。
 例えば第二艦隊を長波(CIを補助する)・綾波・北上・妙高・夕張・神威と組む場合(神威以外の全員がキャップとします)で、夜戦まで残っている敵艦がボス+随伴2匹と考えた場合、並び方は長波・綾波・夕張・神威・妙高・北上となります。妙高は硬いので下の方、北上が最も火力を出せるので一番下となっています。

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 よって旗艦に補給艦・その他補助艦をおくのは愚行なのでやめましょう。機動部隊で攻略させられる場合、大概道中の第二艦隊への殺意がめちゃくちゃに高いので旗艦に置いて保護するという手も悪くはないですが、ここはダメコンを積んだ方がいいのではないかと思います。多分ダメコン積んで配置下げた方が結果的に勝率高くなるかなと。

 

 ⑤終わりに

 ここまでお読みいただきありがとうございました。
 基本的に脳筋思考なのでかなり火力偏重な記事になっている感は否めませんが、甲攻略の一助となりましたら幸いです。
 また、ここはおかしい・ここはこうではないかというのがあれば
@kukls_pine_sthi
までお願いします。
 それでは。